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地方暮らしが変える12章(仮題)

地方暮らしが変える12章(仮題)

大家さん日記

[片付けから不動産会社探し、ご入居からその後をドキュメント。 お部屋探しのご参考になれば] *先にご報告しておきます。 リフォームしてから3カ月目に、入居が決まりました。 第1章「貸そうか、貸すまいか」 たった1室のことで、ストレスをつくりたくない。 テレビでは家賃延滞が増えていると報じている。 ほかにもトラブルが起こるかもしれない。 優柔不断に悩みながら、地元界隈の不動産会社の店舗に入るようになった。 借主はお客さまになる。この顧客に嫌な思いをさせるような不動産屋とはつきあいたくない。これがスタートだった。 大家に代わって賃貸住宅を斡旋する不動産会社は、貸主にとっても重要である。後々トラブルになるビジネス・パートナーは、避けなければいけない。 物件の最寄り駅のそばにある、小ぎれいな店舗に入った。 カウンターの中には男女2人がいる。 「どういったお部屋をお探しですか」 にこやかに中年女性が声をかけてきた。そうでないとわかり、お茶を入れに立ち、男性が対応し始める。 どうしても確認しておきたいことがある。 敷金についてだ。 かつて友人2人のために、敷金とリフォーム代を取り返したことがある。 「自然の汚れは、お客さんの負担には、ならないですよね」 「そうなってますが、契約書に特記すれば、だいじょうぶです」 特記しておけば、借主にリフォーム代を請求できる。うちではそうしている、と言っているのだ。 言葉は丁寧だが、危ない雰囲気もある。 「私とこちらとの契約書のコピーをいただけますか」 男性は、女性に声をかけ「コピー、コピー」と、少々慌てたようすだ。 「耳で聞いただけでは、理解できない頭なもので。書いたものでないと私、だめなんです」 私はそう言い繕った。 家に帰ってじっくり契約書のコピーを読む。 借主が出るときは、貸主から不動産屋が「リフォームを受注する」とあるではないか。 「リフォーム業者の相見積をとって、業者を選べない」ことになる。 不動産屋が決めた業者が工事をやり、工事費だけが私に請求される。 不動産屋はここで工事業者から何割かのマージン・紹介料を取るはずだが、あくまでリフォーム代でしかない。 換言すれば、リフォーム代の上乗せ、ピンはねであろう。 一般より高額で発注する社会保険庁、道路公団、官庁みたいなものだ。 こことの取引はやめた。 そもそも貸室にすると決まっていない。迷っていた。 DIYして安く若い女性、女子学生に借りてもらおうかとも思う。 いい人が見つからなかったら、SOHOにでもして自分で使おうかとも、想像する。 要するに、いい不動産屋といいお客さんがいれば、という気持だった。 *書き込みをコピーしておきました。 「同じ地区でお探しなら、ネットよりも不動産屋に当たるのがよいと思います。 私も別宅探しでネットを利用しましたが、意外に不便でした。相場を知るにはよいでしょうが。 住みたい地区の信頼できる不動産屋さん。 何軒も店舗を訪ね、契約書のコピーをもらえるとか、対応がきちんとしている所に」 私は空室を貸す不動産屋探しで5軒訪ねた。 ところがこのあと、届いたメルマガを開いたのを機に、路線系列の大手に決めたのです。  1)メールで問い合わせると、すぐに資料を送ってきた。(口約束はダメ) 2)資料によって契約内容を十分検討できて納得。 3)営業マンのマナーがよく、説明が客観的。 4)リフォームのピンはねがない(他社はあった) 5)最も重視したのが、お客さん(借り手)に不当な要求をしない(リフォーム代など)。  賃貸で問題は、敷金礼金、リフォーム代の要求です。不動産屋は賃貸専門リフォーム店とタイアップして、何割かを取っています。だからリフォームをやりたがる。 でも、自然の汚れ(通常使っていたら退化する)は大家負担です。 部屋を出るときには、法的にそうであることを話して払わないようにしましょう。 私は友人2人の敷金、リフォーム代を、大家に電話して返させました。言う人にだけ返すのです。 なにかご参考になれば。いいお部屋が見つかりますように。 (December 19, 2004 02:19) 第2章 不動産屋さんの事例 1)第1章の不動産屋 2)チェーン店系列の不動産屋に飛び込んだら。


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